就活で早めに内定をゲットできれば、どんなに楽なことでしょうか。
どんな会社であれ、内定があれば「無い内定」を回避できるため、内定をもらっていない状況よりもかなり精神的に楽です。
しかしながら、就活で「確実に」内定をもらう方法は存在しませんし、選考そのものも楽というわけではありません。
それに、選考に行くにしても時間やお金がかかってしまうため、できれば少ない労力で就活を行いたいところ。
ここではそんなあなたのために、内定をもらいやすい会社・業界を探す方法を紹介します。
- 無い内定を回避したい
- なんとかして内定を確保したい
- 効率的に内定をゲットしたい
という方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
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就活で内定をもらいやすい企業や業界を見つけるコツとは!?
就活で無い内定を回避するためにどうすればいいか。
結論をズバリ言うと、人気のない企業を探すことで見つかりやすいです。
で、こう言うと
- 中小零細を狙えってこと?そりゃ受かるのも当たり前だろ!
- 人気のないところってブラックなんでしょ?
- 凡人が大企業を受けたところで絶対に受かるわけがない
と思うことでしょう。
たしかにブラックな業界や会社、小さい会社を受ければ、選考には通りやすいかもしれません。そういう会社ほど人材に飢えていますから。
しかし、現実には凡人が大企業から内定をもらっている事例も多数存在します。
リーダー経験がない、体育会系でない、etc…
そんな人でも大企業をもらっているという例は少なくありません。
わたしもリーダー経験がないなど、就活で不利になる条件のオンパレードでしたが、就活における人気に気づいてからは、就活がうまくいっています。
ただ人気といっても、やみくもに無名な企業に応募するというわけではありません。
コツとしては、企業の規模や待遇のわりに、人気がない会社を狙うこと。
具体的にどういう会社が当てはまるかというと
- 買収された会社
- ブラックだと報道された大企業
- ニュースであまり取り上げられない企業
といったもの。
大企業が買収されても労働者の側にダメージがあるかというと、ほとんどありません。
とくに新卒で入る場合には気にする必要がない程度で、インターンで会社の中を見てみるとその雰囲気に「あれ?この会社、買収されたはずなのに…」と思うこと必至です。
だいたい会社を買収したところで、従業員の側に手を出すこと自体があまりメリットがないんです。
役員やムダに給料高い社員に手を出すならまだしも、普通に働いている社員に手を出すのは買収した側としてもメリットが薄すぎます。
またブラックだと報道された会社については、大企業の場合、改善がなされることが多いです。
有名な大企業がブラックだと報道された、でも業務が改善されない…
そうなったら口コミでブラックなウワサが広がり、結果として人が来なくなることはわかりますよね?
今は人気がなくても、いずれは優秀な人材が来るような、人気のある会社にしたい。
そのようなことから、業務が改善される可能性が高いです。
大企業はブラックだと報道されることそのものに敏感ですから、改善されると考えて差し支えありません。
ニュースであまり取り上げられない企業については、「就活を始めてから知った企業」とでもいえばわかりやすいでしょう。
大々的に人材募集の広告を出さない、目立たない大企業というのはたくさん存在しますし、従業員数を調べてビックリすることも多々あると思います。
メーカーとか、そういうのが本当に多いですから、目立たなくても検討する価値は大いにあります。
このように、本来は人気があるはずなのになぜか人気がないというケースは少なくありません。
人気がない、話題に上がらない理由を考えた場合、必ずしもブラックなわけではないというところに行きつくはずです。
本来は人気なんだけど、今は人気がなくて絶賛募集中。
こんなところに応募すれば、受かる可能性も十分に考えられますよね。
会社選びをするにあたり、上記した内容をもとにして動くと内定を確保しやすいです。
ただし、業界単位で考えた方がいいところもあります。
それは業界や業種そのものが華やかな場合。
メーカー、それも技術職であれば地味ですが、コンサルや広告代理店は華やかなため、自然と人気が高くなりがちです。
100%人気が高くなるわけではありませんが、その業界から内定をもらうことについては「もらえたらラッキー」程度に考えるといいでしょう。
華やかでやりがいありそうな職種って、口が上手い人が集まりますから。
なので、内定を確保するにあたってはメーカーの技術職など、地味目なところを狙うのがポイントです。
就活で内定をもらいやすい企業・業界を探す3ステップ
以下、内定を確保したい、内定をもらいやすい企業や業界を知りたいという人向けに、やるべきことを説明していきます。
ポイントとしては、自己分析ではなく企業から考えるということ。
受かるであろう会社を羅列し、業界や職種といったフィルターでさらに絞り込むことで、効率的に内定にありつけます。
STEP1.人気のない大企業・地味な業界や職種を探す
本来は就活で人気があるはずなのに、なぜか人気がない。
みんなが知っているような人気企業であっても、このような企業は結構あります。
実際、わたしもそういう会社に受かって内定者の集まりに出てみたのですが、内定者の経歴を聞いてみると、言葉は悪いですが「こんな人でも有名企業に受かるんだ」というのが多々ありました。
就活において、人気があるかどうかというのは重要なポイントです。
人気があるとそれだけ受かるのが難しくなりますし、人気がなければ難易度も自然と低くなります。
就活で人気がないと、選考での主導権が学生側に移ります。
それにより、企業に選んでもらう就活から、学生が企業を選ぶ就活へと変化します。
その結果、それほど優秀でないと感じていても、案外すんなりと内定をもらえてしまったということが普通に起こります。
就活での人気を考えることについては、企業だけでなく業界にも適用することで、内定をもらいやすくなります。
たとえば技術職は地味なため、人気もそこまで高くありません。
そのため自分をアピールするにあたり、埋もれてしまうというのを回避しやすいです。
人気のなさ、地味さを企業と業界の両方で考えることで、内定を効率的に取りに行けます。
優秀な学生はどんな企業にも受かるかのように見えますが、それは「優秀な営業マンはエスキモーに氷を売れる」というのと同じです。
別に、エスキモーに氷を売らなくてもいいんです。
砂漠にいる人に氷を売ればいいですし、エスキモー相手なら防寒具など寒さ対策ができるものを売ればいいんです。そしてその方が喜ばれます。
就活もそれと同じで、就活で人気がなくて困っているところに応募するのが理にかなっています。
そうすることで企業としては嬉しいですので、内定を出したくなるのです。
STEP2.自己分析でマッチしそうな企業リストを作る
ここで自己分析が出てきたことについて、「え?なんでここで自己分析?」と思うかもしれません。
大抵の就活本や就活サイトでは「自己分析をし、自分に合った企業に行け」なんて書かれてますから。
STEP1に企業選び、STEP2に自己分析と並んでいて、あれ?と思ったことでしょう。
しかしここに内定をもらいやすくする本質が存在します。
考えてみてください。
自己分析をして長所短所、経歴や専攻を並べたところで、「結局どの会社が自分に合っているの???」となりますよね。
実際、そこで悩まなかったらそもそもこのページを読んでいません。
そこで、考える順番を逆にするんです。
まず最初に受かりそうな企業の候補をリスト化してしまい、それからどのように自分を売り込めばいいのかを考える。
そうすることで効率的に企業の数を絞っていけますし、やることも明確になります。
企業がどのような人材を欲しているかは、説明会やインターンで「人材が不足している部署はありますか?」「新卒で人が欲しい分野はありますか?」と質問すれば答えてくれます。
それ以外でも、「自分はこういうことをやってきたんですけど、どの部署(分野)で役に立てますか?」と聞けば、自分のどこをアピールすべきかがわかります。
内定をもらいやすい企業をリスト化したうえで、アピールポイントを決める。
こうすることで、むやみやたらと応募するより何倍も効率よく就活できます。
STEP3.原稿を作って選考に行く
企業とアピールポイントを決めたら、あとは履歴書を書いたり面接対策をするだけ。
面接については多くの人がやらないことというのがあって、質問を数十個まとめ、それぞれに回答を用意しておくというのはやる人が少ないです。
なんでみんなやらないかというと、面倒くさいから。
実際には原稿にQ&Aでまとめる方が、100個とか200個の企業に応募するよりも楽なんですけどね。笑
就活でされるような質問というのは大体決まっていますので、志望理由とかを文章の形でアウトプットするのがいいです。
そうすることで矛盾したことを言わなくて済みますし、答える内容が決まっていれば、実際の面接で詰まることも少なくなります。
面接対策をするうえでの回答作りに関しては、質問は最低でも20個は並べるようにしましょう。
質問の内容が同じものはまとめてしまっても大丈夫ですので、可能な限り多くの質問と回答を準備しておきましょう。
こういうのはみんな面倒くさがってやらないため、やればやっただけ得をします。
ここまでやったら、あとは結果を待つだけ。
最初から受かりやすい企業を選び、選考対策にも力を入れている以上、数をこなしていくうちに受かる企業が出てきます。
ただ、就活に100%はありませんので、数をこなすことは欠かせません。
就活も確率論の部分が少なくないため、数をこなすことが内定を確保するうえで大切です。
就活で内定をもらいやすい企業を探す方法まとめ
応募する企業を絞り、自分のアピールポイントを考えるというのは、多くの人がやりません。
企業の数を絞ることで「受かる確率が下がるんじゃないの?」という疑問が出てきますし、企業に合わせてアピールポイントを探すというのもあまり言われません。
しかしながら実際には、まず企業を絞り込んでからアピールポイントを考える方がやりやすいです。
むやみやたらに応募するから通らないのであって、企業のニーズを考えて応募すれば効率はぐーんと上がります。
さらにですが、企業を選んで自分のアピールポイントを決めた段階で、「どういう企業に応募すればいいか」というのがわかります。
これにより、応募する企業を増やす場合にも効率よく企業を選んでいけるため、より内定をもらいやすい就活ができます。
内定を早めに確保したいという人は、ここで取り上げた情報を参考に、就活をしてみてください。その効率のよさに、きっと驚くはずです。