就活に不安は付き物です。
複数の企業にエントリーしなければなりませんし、面接して100%受かるわけでもない…
周囲がうまくいっているように見え、その一方で自分はダメダメ…
やることは多いし、学校の勉強はあるし…
就活にきつさや不安があるのは当然のことですし、対処法を知れば気が楽になります。
この記事では就活での不安やきつさに悩んでいる人に向け、対処法をパターンごとに紹介します。
Contents
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就活におけるきつさや不安への対処法
内定が出るかどうかわからないし、どの会社に受かるかもわからない。
これが就活ですから、不安で押しつぶされそうになるのも当然です。
不安の一番の原因は「内定が出ない」というものですし、たとえ内定が出ても今度は周囲と比べてしまう…
就活での不安に対する対処法のポイントは
- 手を動かす
- 周囲と比べない
の2つです。
面接に行く、ESを出す、そして受ける企業をきちんと見極める。
そのうえで、他人と比べない。
これらを意識して動いていくことで、精神的に楽になります。
とくに周囲と比べないというのは、実際には多くの人ができませんから、意識的にやっていくべきでしょう。
どの会社に受かっても、給料はよっぽどのことがない限り20~30万の間に収まってしまうわけです。
会社の知名度は違ってきますが、実際に得られるお金はあまり変わらない。
ここを意識できれば、他人の就活を見てあれこれ思う必要もなくなるはずです。
企業数が多いのにWebテスト、企業研究、面接…多すぎて終わらない!
就活では面接に100%受かるということはないため、必然的に複数の企業を受けることになります。
それにより企業研究をする必要も出てきてしまうため、作業量も増えてしまいます。
それによりきつさを感じるのも当然のことです。
わたしも就活をしているときは、「なんでこんなにたくさんの企業のことを調べなきゃダメなの?」と思っていました。
そのように感じ続けていて行きついた先が、受けない企業・業界を決めること。
経歴などを考え、自分を取ってくれない会社、自分が選考で優位に立てない会社は最初から除外していました。
その結果、受けた会社の数は10いくかいかないか。
両手でおさまる程度の数しか受けませんでしたが、内定をもらうことができました。
人事はどうやってもあなたのことを正確には評価できず、経歴や専攻、面接での受け答えで判断するしかありません。
そのため、受かる理由ではなく受からない理由を考え、そのうえで狙った企業だけを受けるのがいいです。
面接がうまくいかないかもしれない
就活に100%がないのは、面接にも当てはまります。
面接でうまくいったと思っても、結果は落選という話をしばしば耳にすることでしょう。
たしかに、面接を絶対に突破する方法なんてありませんし、そんなのがあったらみんな就活で苦労していません。
しかし実際にはみんな「内定が出るかどうか不安…」と悩んでいたりするもの。
内定が確実に出る方法はありませんので、そこは割り切りましょう。
そのうえで自分が受かりそうなところ、会社の大きさの割に人気がないところを受けていく。
手間を抑えてムダのないように動き、そのうえで面接ごとに最善をつくすようにすると、不安も少なくなります。
面接の逆質問でしくじりそう、下手なこと聞きそう
逆質問は面接の必須事項のひとつで、熱意を示すチャンスと言われることもあります。
しかし熱意を示そうと逆質問して、失敗したときのことを考えると不安になるものです。
熱意を示すものとして語られることの多い逆質問ですが、面接の場において重要なのはマイナスを出さないこと。
そのため、逆質問の内容は鉄板のもので大丈夫です。
面接ではアピールをしろと言われることの多い昨今ですが、実際にそれを真に受けるのはよろしくありません。
企業選びに力を入れ、受かるであろうところを受けていく。
要は企業選びの段階で決まる部分も大きく、面接ではできる限りマイナスを出さないようにすればいいのです。
Webテストがうまくいくか不安
就活においてWebテストは避けては通れません。
Webテストが面倒なのは事実です。
しかし多くの企業がWebテストを導入していますし、Webテストをするのが一般的という流れを止めるのは不可能です。
Webテストの不安への対策としては、本命でない会社にも応募するのがいいでしょう。
というのも、会社によってはWebでESを提出するだけでWebテストが受けられるものがあるからです。
そのような会社はリクナビなどで探すと意外とありますので、本命の前に数をこなしておきましょう。
最初のうちはなれませんが、数回こなすとパターンがつかめるので、何周も回すことを意識するといいです。
企業研究がうまくいかない
企業や業界の情報を集めようとしても、なかなか集まらない。
これも当然のことでしょう。
仕事をしたこともない学生が、業界の深い知識を集めるのはほぼ不可能ですから。
そしておそらくは「うちと他社との違いは?」という質問に答えようとしているはずです。
実際のところ、就活でそのような質問は100%されるわけではなく、意外とされないもの。
下手な答え方をしたとしても新卒ですから、そこは仕方ありません。
企業と業界の情報については、まずは企業の情報を集め、それから業界の情報を集めるようにするといいでしょう。
企業・業界のどちらに関しても、会社説明会やインターンシップで聞くと教えてくれますので、チャンスを探して説明会やインターンに参加するようにしましょう。
ブラック企業かもしれない
受ける会社がブラック企業かもしれないというのは、就活におけるありがちな不安です。
実際のところ、ブラックかどうか、夜遅くまで働くかどうかは入ってみないとわかりません。
そのため、基本的には企業選びの段階で会社の規模と就活での人気を見て、応募先を考えるのがいいです。
ただ、会社によっては社員の生活パターンを数字付きで教えてくれるところもあります。
書かれている内容に夜遅くまで働くことが書かれている場合というのもありますので、配布資料には一通り目を通すようにしましょう。
周囲が内定取ってばかりで、自分は内定ゼロ
周囲が内定を取っている一方で、自分は内定ゼロ、または数が少ない。
隣の芝生は青いと言われるように、他人の就活はうまくいっているように見えてしまうものです。
実際には内定をいくら取っても行ける会社は1つですし、自分に合った企業から内定をもらえなければ意味がありません。
そのため就活において他人と比べることは、まったく意味のないことなのです。
効率的に就活するなら、人気のない大企業を受けること。
これにより、ブラックじゃない&受かりやすい企業を探すことができます。
そこまでブラックじゃない企業から内定をもらえれば、就活はうまくいっていると考えていいでしょう。
新卒でどんなにいい会社に入ろうとも、給料はよっぽどのことがない限り20~30万なわけですから。
そこを考えれば、就活で他人と比較することが無意味だとわかるはずです。
友達がいい会社に就職決まって見放されそう
就活を境に、内定をもらえた企業の違いから友達が離れていく。
これも就活においてよくある悩みです。
実際のところ、就活の内定先で差別する友達というのは、所詮はその程度のつながりだったということ。
本当の友達はあなた自身の本質的なところを見てくれますし、内定先で差別するということもありません。
そのため内定先がどこになろうとも、友人関係は気にしなくていいでしょう。
内定先に気を取られず堂々としていることで、本当の友達だけが残っていきます。
就活のきつさや不安に関するまとめ
就活での不安、きついと感じることの多くは、
- 就活に絶対が存在する
- 他人と比べてしまう
ということのどちらから原因であることがほとんどです。
就活に絶対はないため、複数の企業をうけるべきですし、手を動かせばそれだけ不安も解消されます。
ただし時間やお金は限られているため、受かりやすい企業に優先的に時間を使うようにしましょう。
また他人と比べてしまうことについては、内定先による違いは実際はそこまで大きくない(特に給料)ことを意識すれば大丈夫です。
就活はなるようにしかなりませんので、効率と数を意識し、その時その時の最善を尽くすしかないのです。