就活で専門性が異なる場合にダメな志望理由3つとおすすめの志望理由4つ

就活において、今自分がやっている研究と業務内容が100%マッチする企業はありません。

多かれ少なかれ、自分のやっていることとは異なる分野へ飛び込むことになります。

そこでされる質問の代表、「今の専門とは違いますが、なぜ志望したのですか?」。

これにもきちんと対処法はあるため、やり方さえ間違わなければ対処も難しくありません。

この記事では、専門が違うことを指摘された場合の対処法を解説します。

研究テーマと会社の専門性が異なることで悩んでいる場合には、ぜひともお役立てください。


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採用する側はわかっている

会社側としては、専門性が違うことぐらい百も把握してします。

中には研究内容がダイレクトに活きる、研究内容とやっていることがまるっきり同じというケースもありますが、そういうのはごく稀。

それに、面接官としては志望者が専門と業務内容が異なることぐらいとっくに把握しています。

そのため、専門性に関する質問は茶番といってもいいでしょう。

大きくマイナスを出さなければいいのです。

突っ込まれることも見越しておきましょう。

これはやってはいけない!タブーな理由3つ

今やっていることへのネガティブな理由

「今やっていることがイヤだから」というのは、やってはいけない回答の代表です。

そのようなことを面接の場で喋ってしまう人というのは、会社に入ってから忍耐強く働く能力がないとみなされます。

やめ癖がある人を会社側は雇いたいと思いませんので、今やっていることへのネガティブな内容はご法度です。

いくら今やっていることがきつくても、ここは正直になるべきではない部分。

面接官も把握していますので、ネガティブな話題は避けましょう。

給与や福利厚生を理由に話す

給与や福利厚生を回答にするのも、よろしくありません。

これらのことを理由にしてしまうと、仕事に対して熱意のない人物だと見られてしまいます。

本音の部分ではそう思っているにしても、それを口に出す場面ではありません。

やる気のなさを前面に押し出す回答でしかないため、リスクだらけです。

それよりは仕事の内容を中心に話しましょう。

勉強できるからという理由

会社の教育システムも、やる気を疑われる可能性が高い回答です。

そもそもの話、専門性が違う以上は勉強するのが当たり前。

そのため、勉強させてもらえるからというのはナシな回答です。

勉強させてもらえるのを言うよりだったら、仕事に貢献したい旨を話しましょう。

社会人としてお金をもらって働く以上は、わからないことを自分で勉強するのは当然のことです。

面接における対処法4つ

興味を持った理由をきちんと説明する

会社の業務内容、仕事でやっていることに対する興味は、回答の内容として答えるべきものです。

やっていることに対して興味を持った、やってみたいと思ったというのは、会社からすれば嬉しい話

興味を持ったポイントを、具体的に説明しましょう。

回答の内容があいまいだと、突っ込まれたときに対処できません。

業務内容に対し、熱意を示すようにすればOKです。

会社でやりたいことを素直に伝える

会社に入ってからやりたいことを伝えるのもOKです。

内容としては、会社の業務内容に沿ったものにしましょう。

会社のことをよく調べていると感じてもらえるため、好印象です。

会社がやっていることを細かい所まで調べるというのは、熱意の証拠。

そのため、業務内容に沿った形でやりたいことを話せればプラスにつながります

今やっていることを活かせることを説明する

今やっていることで工夫していることなどが、会社に入ってから活かせる旨を説明する。

これも鉄板回答のひとつです。

専門性が異なるとはいえ、どの分野でも共通して求められることというのもあります。

忍耐力、継続力、新しいことへの適応力、etc…

仕事内容に活かせることを具体的な形で説明するのも、回答としてプラスになりやすいです。

詳細な業務内容と合わせて説明できればなおよし。

事前に説明会やインターンに行って細かな業務内容を聞き、それに合わせた回答ができると素晴らしいです。

会社の役に立てることを説明する

専門性が異なることへの回答として、「会社の役に立てるかどうか」というのは欠かせない視点です。

専門性が違うことへの質問は、会社の役に立てることを示せればプラスになります。

もっというと、会社の利益に貢献する方法を、具体的に説明できるとかなり好印象です。

忍耐力がウリなら、それを業務内容に対してどう活かせるかを説明。

研究内容がハードなものだったら、そこでやっていること、工夫していることがどこで活かせるのかを細かく説明。

会社の中で想定される自分の役割と、どのような形で会社の利益に貢献できるかをきちんと説明しましょう。

まとめ

専門性が異なることへの回答の方向性としては、今やっていることがどう利益に貢献するかを、具体的に説明すればOKです。

説明会やインターンに行くことで詳細な業務内容を教えてもらえるため、それとうまくマッチする内容を話しましょう。

今やってることへの不満をもらさず、仕事への関心や熱意を伝えるようにするとうまくいきやすいです。

大学でやっていること、取り組んでいることというのは、多かれ少なかれ忍耐力が要求されるもの。

そのため、忍耐力をもって利益に貢献できることを、具体性を伴って説明しましょう。