地方学生が不利かどうかはたまに議論になりますが、現実論で考えれば不利と言わざるをえません。
「わざわざ来てやったんだから主導権が~」みたいな話を聞くと思いますが、面接官の目線になれば説得力に欠ける話です。
説明会に来た学生を優先的に採るのが企業ですし、面接が複数回になることがほとんど。
地方の大学生は、ムダのない就活をすることが欠かせません。
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地方学生は就活で不利!?→不利です
交通費を自分で払ってまで説明会・選考に行かなければならないのが就活というもの。
地方学生にとってはかなり辛いものがあります。
大学生ですからお金がありませんし、人によっては研究が忙しくて時間すら取れない。
そうして説明会に行けず、選考に落ちる・選考を受ける権利がなくなるというのは地方学生あるあるです。
実際、私も説明会に行けず、面接で的はずれなことを言ってしまうということがありました。
その落ちた企業は本命でなかったのでさほど問題ありませんでしたが、地方学生のハンデを痛感したのも事実です。
大学生には苦しすぎる、お金の問題
地方の学生は都心部と比べて交通費・宿泊費がかかる。
このような状況に加えて「アルバイトであまり稼いでなく、貯金がない」みたいなのも加わると大変です。
大学時代前半の私は勉学=正義に考えていたこともあり、バイトをロクにしていませんでした。
やっていたのは日雇いの試験官バイトだけ。
就活は院生でやりましたが、研究のためにバイトをやる時間がそこまでありませんでした。
で、説明会にロクに行けなくなる、と。
就活していて「マジで金がない」と思うばかりでした。
そのくせ説明会に出ないと情報は入らないし、面接は複数回あるし、もう大変…
企業は地方学生と東京の学生を同じモノサシで見るわけですから、ハンデしかありません。それはもう、ありすぎてありすぎておすそ分けしたいぐらい。笑
企業は説明会に来る学生を好む
就活で役立つ情報は、ネットには上がりません。
どこで手に入るかといえば、説明感やインターン。
地方学生にとってはお財布に厳しすぎます。それでも容赦なく落としてくるのが企業というものですが…
企業目線では「説明会に来る学生>>>説明会に来ない学生」という評価基準で、「お金がなくて説明会行けない=熱意がない」となるのが就活です。
せっかく技術力を持っていたとしても、そのような熱意のなさを理由に落とされる。
正直、バカらしいと思いました。笑
なんでそんな企業にいちいちヘコヘコしなきゃダメなの、と。
「金ない→説明会行けない→選考落ちる」のコンボで心折れそうになりましたよ。
地方かどうかなんて関係ない
ただ、学生が文句を言ったからといって変わらないのが現実というもの。
企業からすれば地方学生だろうと東京の学生だろうと関係ありませんので。
地方学生がやるべきこととしては自分を採らないであろう企業に力を入れないことです。
受からないことが明確な企業の選考に時間とお金を使っても意味がありません。
都心部の学生と同じモノサシで評価される以上、受かるであろう企業に力を入れるのが得策です。
地方の大学生が就活で重要なのは、ムダをなくすこと
大学生はお金がない身分ですので、たとえバイトで稼いでいたとしても「金足りない」と感じることが出てくるはず。
地方学生の出費は半端なく、いくらあっても足りないというのが正直なところです。
ないものはないで仕方がありませんので、親にお金を出してもらう以外にも、力の入れどころを見極めることが欠かせません。
地方学生はリソースが限られている以上、数をこなすなんてやり方は不可能です。
いかに自分を採用してくれそうなホットな企業を見つけ、応募できるか。
地方の大学生の就活はこういうものです。
ハンデだらけの就活ですので、頭に汗をかくことが求められます。
何度も言いますが、大切なのは「受かりにくい企業の選考には力を入れない」ということ。
自分の経歴やアルバイト経験、性格を考えれば、受かりやすい企業もわかってくるはずです。
合格率が高いところだけ力を入れるようにしましょう。
地方学生は就活で不利!?に関するまとめ
お金と時間が限られる地方学生は、就活でムダをなくすのが大切です。
数をこなすやり方ができない立場である以上、力を入れない企業を見つけることが求められます。
受からないものは受かりませんし、受かる企業は面接で多少ミスっても受かります。
そういうものですので、都心部の学生に勝てるポイントを見つけ、局所で勝つやり方が大切です。
ネットで出てくる情報だけでも7割ぐらいの企業は選考リストから消えますので、企業選びはきちんとやりましょう。