就活の記事を読んでいると、決まって出てくるのがリーダーやキャプテンの話。
しかしながら、実際にはリーダーをやっている人はごく一部で、大半の人はリーダー経験もないまま就職活動をすることになります。
「実際にはリーダー経験をした人しか欲しくないんでしょ?」
「楽に就活を終えたいんだけど…」
この記事を読んでいるあなたは、そんなことを考えていることと思います。
実際、わたしも企業に言えるようなリーダー経験はありませんでしたし、周囲が認めるほどの天才でもありませんでした。
しかし、就活においては狙った企業にピンポイントで内定を取ることができました。
この記事ではリーダー経験を語れない人に向け、対処法を紹介します。
肩書にお悩みの場合、ぜひ参考にしてください。
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リーダー経験の現実
就活の攻略サイトでよく見られるのが、
「リーダー経験なんて探せばあるでしょ」
みたいな話。
あるいは、短期でもいいのでリーダー経験を作ってしまえばいいという話。
実際のところ、それができたら苦労していませんし、たった1回の短期のリーダー経験なんてものはすぐに見抜かれます。
そうして他のノウハウを探すも、大して役に立つノウハウが見つからないというのもあるあるです。
そんな場合でも大丈夫、わたしもリーダー経験なんてロクにありませんでしたから。
入っていたサークルなんて途中で辞めていますし、○○部で数十人をまとめていたなんて経験もありません。
そういう場合でも、内定を取る方法が存在します。
それは採用者目線になること。
わかりやすく言うと、
自分を採ってくれるであろう企業を探す
ということです。
自己分析はここで使う!
だいたい、主将の経験のある人と同じ土俵に並べられたって、勝てるはずがありません。
主将経験のある人が採用され、自分が落とされるのは目に見えています。
就活において、ない袖は振れません。
「リーダー経験がない」のを逆手に取って売り込もうとしても、売れないものは売れません。
そうであればこそリーダー経験云々で悩むのは得策ではありませんし、自分の売りとなるところを探すべきなのです。
結局、リーダー経験がない場合にやるべきなのは「自分の長所はどこか」「研究テーマは何か」といった部分に収束します。
とくに研究テーマの影響は大きく、企業の人からすればノウハウを持った人材が入ってくるわけです。
欲しがる人材であることは言うまでもありません。
表向きは公平に採用している企業でも、内部ではどういう人が欲しいというのが決まっていたりするもの。
そして大学の研究というのはノウハウの積み重ねですので、就活においてはそれ自体が影響力を持ちます。
シミュレーションに関するノウハウはコスト削減、失敗しない製品開発に役立ちますし、統計データの分析もこれまた人の役に立つ能力です。
機械などの設計開発に関しては、言うまでもありません。ノウハウだらけなので、欲しい会社からすればニーズがありまくりです。
採用する会社サイドからすれば、そのようなノウハウを持った人材の有無によって、会社の明日が決まります。
いい人材、もっと的確にいえばノウハウを持った人材というのは、企業側は目を皿のようにして探しているのです。
自分を欲しがってくれる会社は、無数にある
就活においては有名企業ばかりを探してしまいがちですが、目立たない地味な企業の方が圧倒的に多いです。
そして、そのような目立たない企業から自分を採ってくれる企業を探すことで、非常に効率よく就活ができます。
あなたを採る理由は何か。
採らないとしたら、どういう理由で採らないか。
あなたを採る理由を探せば受けるべきところも見えてきますし、採らない理由を考えれば「こういうところは受けなくていい」ということもわかります。
あとはひたすら企業を探していき、マッチしているな、と感じる企業を受けるだけ。
これができるだけで、就活の効率は何倍も違ってきます。
この記事を読んでいるあなたも就活サイトを色々と使っていると思いますが、就活サイトの効率的な使い方は、あなたを採ってくれるであろう企業を見つけること。
就活サイトにはさまざまな検索機能が付いており、条件ごとにあてはまる企業を探すことができます。
検索で出てきた企業に関しては、ホームページを見るなどもしましょう。
そうすることで、受かりやすい就活をすることができます。
まとめ
リーダー経験がなくても、就活は内定を取れます。
大切なのは、自分を採ってくれるとしたらどういう企業が採るか。
あなたを採用する理由・採用しない理由を考えることで、就活はうまくいきやすいです。
このあたりを明確にすれば、受けるべき企業もおのずと見えてきますし、闇雲に数をこなす必要もなくなります。
就活サイトの効率的な使い方というのもまさにこれです。
自分を採ってくれるであろう企業を探す。
それをするためにありとあらゆる検索機能が付いていますし、就活サイトも色々と存在するわけです。
だからこそ、新卒就活向けサイトは徹底的に活用しましょう。